常緑キリンソウ緑化システムの特性
共通特性
1.常緑キリンソウを採用
- 種苗登録済みの植物『トットリフジタ1号』を使用
- 雨水があれば散水不要
- 暑さ、寒さに強い植物で日本中どこでもOK(豪雪地帯においても全く問題ない)
- 海岸部では、より旺盛な生育となる
2.常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)を採用することにより
- 植生基盤材の流亡&雑草の侵入が防止でき、簡単緑化(ローメンテナンス)が可能
- 袋の植生基盤材の蒸散が防止できる
- 現場に合わせた寸法のオーダーが可能である
- 主要都市の緑化指定制度のある地域&官庁発注の建築構造物の緑化の提案
各工種による特性
1.屋上緑化
- 湿潤、乾燥に強く、屋上コンクリート面の温度緩和
- FTMバッグ及び防草シート方式により雑草の飛来種子を防ぐ
- FTMバッグ(座布団方式)であれば、誰でも簡単に施工可能
- 施工条件、施工量により、システムを選択できる
- 防根シートの施工は不要です
2.屋根緑化
- 平屋根でも、折板屋根でも可能
- 配置するだけで飛散することがない(風洞実験結果による)
- 折板屋根は全国的に利用頻度が多く、プラグ苗を採用することにより安価となる
- 折板屋根W=500の場合、250*1000のFTMバック(2袋/㎡)を採用することにより安価となる
- 工場など増設した場合、緑化指定制度のある地域は安価で便利
3.壁面緑化
- 袋方式にすることにより土壌の流出防止ができ、恒久的な緑化が可能
- コンクリート壁面などアンカーで簡単に固定できる⇒施工が簡単
- 砂防堰堤、観光地など、景観に配慮する地域にでも簡単に施工できる
- 急峻勾配(1:0.3より緩斜面)でも、天然雨水のみで緑化が可能である
- 直壁面においては潅水設備を設置し、恒久的な緑化ができる
- 海岸部の構造物の緑化提案(対潮性がある)
4.法面緑化
- 壁面緑化に準ずる
- 亀裂のない岩盤部などの緑化ができる(基盤さえあれば植栽も可能)
- モルタル吹付部の法枠内の緑化もFTMバッグ(枕型)で対処できる
5.道路等の緑地帯緑化
- 在来の基盤材を利用することにより安価となる
- 防草シート方式により雑草の飛来防止と基盤材の飛散を防ぐ
- プラグ苗を採用することにより安価となる
- 土砂法面等にも対応できる
6.砂防・ダムの緑化
- 景観に配慮し、環境問題にも貢献できる新しい緑化システム
- 雨水のみで生育可能な常緑キリンソウを袋方式で固定し土壌流出の心配なし